D-Type

 D-TypeはE-Typeの基本設計である「忠実に音を伝える」を踏襲し、ステージの使いやすさを考慮したケーブル です。 ケーブル、プラグから組み立てに使用するハンダ、フラックスなどの小さな部材までも材質や製造方法から当社、NIDEONが独自開発したオリジナル部品だけを使い、半導体関連工場でハンダ付けを20年以上行ってき後、NIDEON の品質基準に適合した製品だけにシリアルナンバーが与えられ、オリジナル透明ケースに収めてお客様に届けられます。

 D-Type に使用されるケーブル D-1029 はE-0602を基本にステージでの取り回しを考慮した、スタジオ録音からライブまで幅広く最高のパフォーマンスを提供するシールドケーブルです。同軸構造を基本に、出力の弱い楽器用に外部ノイズを最小限に抑えるために銅テープと網線シールドの2重シールド構造を採用しています。ケーブルの経年変化を最小にするために導体には古河電工製PCOCC-A、絶縁体には高純度有機材料を使用し、長い年月を経ても特性の変化が最小になるように設計しています。

 D-Typeは国内生産した繊維をケーブルに編み込んだ外装を施しています。これは日本人の職人がケーブルに合わせて編んだものですので、ずれたりゆるんだりしない構造になっています。 

 D-Typeに採用している当社開発のプラグ AZ-3はE-Typeに使用されているAZ-1と同じ棒材の黄銅を削り出した、接点を一切を持たない削り出し一体構造のプラグです。従来のプラグ先端部分とハンダ付けする2つの部品をカシメて作成したプラグでは、カシメ部分で導通不良が多く発生していましたが、この絶縁問題を完全になくしたプラグです。導体部分の断面積が非常に厚く作られているので機械的強度、導電性ともに今までに無い超高品質なプラグです。プラグ先端は楽器業界で標準となっているアメリカメーカー製のジャック形状に合わせて職人が1本、1本削り出しています。抜き差しの感触、ぐらつきの無さ、ジャックに差し込んだ時の「カチッ」と響く音にまでこだわった逸品です。

 プラグジャケットにはステージでの取り回しを考慮して、軽量で強度のある黄銅を採用しました。黄銅の棒材を1本1本を削り出し、国内の専用工場で手間をかけた黒Niメッキを行っています。表面の輝きは今まで体験されたNiめっきのレベルを超えています。E-Typeに比べ軽量で扱いやすい形状です。手に取っていただければ今までに無い高級感を感じていただけます。

 AZ-13プラグには24金の硬質金メッキを採用しました。現在市販プラグに施されている金メッキの厚さ、0.01㎛の100倍を超える厚みの1μm(1ミクロン)を以上の厚い金メッキを施しています。メッキの耐久性は今までに無いレベルに達しています。

 

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